Technically Impossible

Lets look at the weak link in your statement. Anything "Technically Impossible" basically means we haven't figured out how yet.

何が困るのかー松葉杖生活1週間目

これは2013年に以前のブログへ投稿したエントリーに加筆したものです。
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実際のところ、めったに参照されるエントリーではないのですが、ログにアクセス記録を確認したので移行することにしました。松葉杖生活を強いられる方が参照されたのかもしれません。

左足首を骨折してから1週間が経ちました。踵骨のはく離骨折です。しばらく松葉杖生活が続くのですが、将来、足腰が弱ったときに何が困るのか、を実体験を通して学んでいる感じです。

このような怪我をしたとき、特に単身生活者では何が困るのか、まとめていこうと思います。

応急手当

捻挫の応急処置としてR.I.C.E処置を行う必要があります。具体的には、このようなことをします。

Physio: Treating Sprains using R.I.C.E

※捻挫の時はR.I.C.Eで良いのですが、私のような骨折の場合、R (Rest)ではダメです。M.I.C.E措置を実施します。M.I.C.EはR.I.C.Eとは異なり、医師に診断してもらってから処置を行う前提です。自分で対応してはいけません。
MICEのMはMotion。足首を「伸ばさず」に固定します。次の動画はテープの固定法も丁寧に紹介されています。

M.I.C.E. First Aid treatment for an ankle sprain
症状によっては通院中も、定期的にこれらの処置を要求されます。

タクシーの手配

初回通院をはじめ、何らかの外出には自宅へタクシーを呼ぶ場面が多くなることと思います。タクシーの手配は、居住地域によっては意外と難儀です。介護対応の問題ではなく、担当地域や車両の稼働数の問題です。私は5社ほど電話して、いずれも断られた経験があります。
緊急の場合、救急車でないと受け付けてくれない場合もあるので、初回通院時はタクシーは諦めるのも手です。

松葉杖の使い方

病院はどこも忙しいものですが、特に整形外科はお年寄りも多く、人手も足りていないのでしょう。松葉杖や包帯での固定の仕方など、綿密には教えてくれません。
おのずと自分で調べることになるわけですが、特にきちんとした医療機関が紹介する日本語の情報は少ない印象です。次の動画が参考になりました。

How To Use Crutches Properly - The Nebraska Medical Center

松葉杖は

  • 腕と上体で支える。
  • 脇で支えるのではない。

ということを、この動画で初めて知りました。あのデザインは、いかにも脇で支えるアフォーダンスを感じるのですが、脇で支えると神経にダメージを与えることもあるようで、絶対するな!ということです。

そのほかの歩行補助器具

アメリカにはknee walker、knee scooterと呼ばれるものがあるのですが、日本ではなぜかほとんど見かけません。このような器具です。

Knee Walker

このように使います。

Knee Walker Oz.mov

ちょっと外出するくらいの場面で重宝する器具ではないかと思います。日本でも入手可能なので、松葉杖生活が長引きそうなら、購入すると生活の質向上に貢献するかもしれません。

松葉杖での通院、特に通勤電車の場合

個人的見解ですが、松葉杖での通勤電車、特に首都圏のラッシュ時間帯での松葉杖通勤はまず無理です。駅までの通勤経路、駅の施設がバリアフリーではないこと以前に、日本人そのものが老若男女問わず、バリアフリーではありません。
親切が仇になる場面もあります。通勤電車で出入り口近辺に陣取る人たちが邪魔だと言われますが、エレベータでも同じです。「開」ボタンを押して、先に降りるのを待ってくれるのは良いのですが、松葉杖の取り回しやすさを考えると、先にエレベータを降りて、外からドアを抑えてくれた方が親切だったりします。
勤務先や職種にもよりけりでしょうが、可能な場合は迷わず在宅勤務を選択する、そうではない場合は何らかの時差通勤など、現実的な対応を求めるか、1か月ほどのお休みを選ぶことになるのでしょうか。