Technically Impossible

Lets look at the weak link in your statement. Anything "Technically Impossible" basically means we haven't figured out how yet.

AWS certified solutions architect - professional、アドバイス

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先日、AWS-SAP (AWS certified solutions architect - professional)を受験し、合格しました。

長文問題が多く難しい、時間が足りない、という評判は聞いていましたが、評判ほどではありませんでした。むしろ模擬試験のほうが、本番試験よりも難しく、時間が足りませんでした。

Associate試験と異なり知識を問う問題、いわゆる暗記問題はなく、いずれの問題も適切なインフラ、サービス構成を判断する問題が多いです。それゆえの長文問題なのですが、私のように暗記物が苦手な人にとっては、AssociateよりもProfessionalの方が、試験としては取り組みやすいのではないかと思いました。悩みはするものの、考えたら何とかなる問題が多いです。
結果論としての印象ですが、座学だけでもなんとかなる試験ではないか、と感じています。

このエントリーでは体験談というよりも、

  • ほかの人があまり書いていない事柄
  • こんな準備をしておけば、より効率的だった事柄

をまとめてみようと思います。

  • Professional受験の方針
  • 深堀のための学習
  • 模擬試験の受験
  • 受験場所
  • 受験開始直前の備え
  • 本番試験中のトラブル
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AWS certified solutions architect - associate、感想とアドバイス

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先日、AWS-SAA (AWS certified solutions architect - associate)を受験し、合格しました。

同試験はリリース当初、英語版で受験しているのですが、当時のAWS環境(今でいうところのクラシック環境)を前提にしているため、当時からの知識を上書き更新するためにも、試験対策ノートをまとめながら学習を進めました。

試験対策ノートは次のWikiにまとめています。
impsbl.hatenablog.jp

最近はwebサービス企業だけでなく、一般的な事業会社のIT部門でも活用が始まっています。いわゆる社内SEの立場での活用、業務実践の黎明期です。
Associateレベルの試験は、いわゆる座学だけでも十分に合格できる難易度の試験だと思いました。
以下、これから受験する方へのアドバイスと感想です。

  • 試験のバージョンに注意
  • 注力する学習領域に注意
  • 実装に関する知識を補う
  • 画面操作に注意
  • 設問の日本語に注意
  • AWS certified solutions architect - professional対策
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電源on/offとディスク障害の関係

これは2006年に以前のブログへ投稿したエントリーを、全面的に書き直したものです。

2006年以降、クラウド対応であったり一次ストレージにSSDを利用するなど、ハードディスクの業務現場での活用状況は大きく変化しました。read/writeを担うハードディスクの手前にSSDをキャッシュとして活用する実装、HCIによるRAIN構成など、ハードディスク障害の深刻さも以前に比べて軽減されたように感じます。
一方、大容量ハードディスクを採用したNASがコンシューマ領域に現れ、そのような機器が自宅で運用されるようになりました。むしろ当時のエントリーはコンシューマ向けにはまだ有用かもしれないと思い、書き直してみました。

参照している論文、その元になっているデータは10年以上前のものですが、判断材料のベースラインにはなるだろう、と思います。

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